扇状地断層崖(読み)せんじょうちだんそうがい

世界大百科事典(旧版)内の扇状地断層崖の言及

【福島盆地】より

…盆地南西部では西側の奥羽山脈から流下する産ヶ沢(うぶがざわ)川,松川,天戸(あまと)川,白津川などによる複合扇状地が発達し,その扇頂付近には扇状地面を切って形成された低い眉状断層崖が見られる。これは断層山地の前面に扇状地が形成されて,その下に埋没した断層が再び活動して生ずる扁平な眉形の断層崖で,扇状地断層崖ともよばれる。盆地南西部では西からの河川による扇状地形成が盛んなため,阿武隈川の流路が東部に押しやられてそのはんらん原は狭いが,北東部の保原(ほばら)町,梁川町付近でははんらん原が広く,特に右岸ではS字状に屈曲した旧河道が各地に残り,その一部は細長い水田となっている。…

※「扇状地断層崖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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