手形売買レート(読み)てがたばいばいれーと

世界大百科事典(旧版)内の手形売買レートの言及

【手形売買市場】より

… 手形売買市場で売買される手形(売手からみて売渡手形,買手からみて買入手形)は,企業振出しの優良商業手形等(原手形)か,または原手形を担保として金融機関が振り出す自己引受けの短資会社あて為替手形(表紙手形)かの二つがあり,実際には実務の便宜もあって表紙手形方式が多い。手形売買市場で形成される金利を手形売買レートというが,手形売買レートも1979年10月建値制が廃止されて金利自由化が完了し,その時々の資金需給を敏感に反映して頻繁な変更をみるようになっている。手形売買レートは,日本銀行が日々の金融調節を通じて金融機関の支払準備の状況を左右しているため,コール・レートと密接な関係がある。…

※「手形売買レート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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