世界大百科事典(旧版)内の手形行為独立の原則の言及
【手形行為】より
…行為の内容は,もっぱら手形上の記載によって決せられ,手形外の実質関係によって修正されない(文言性)。ある手形行為が実質的理由により効力を否定されても,その手形行為を前提とする他の手形行為は影響を受けることなく,独立して効力を生じる(手形行為独立の原則)。ただし法定の方式を欠くときは,当該の行為はもとより,その行為を前提とする行為も無効たらざるをえない(要式性)。…
※「手形行為独立の原則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」