手技三法(読み)しゅぎさんぽう

世界大百科事典(旧版)内の手技三法の言及

【指圧療法】より

…身体の表面から手指または手掌で適当な圧力を加えることによって,生体の変調を矯正したり,健康を増進したり,病気を治すことを目的とした療法。あんま,マッサージとともに手技三法といわれる。明治以降の西洋医学全面採用の政策により,従来のあんま術が病気の治療より慰安術に変化したため,大正初期になって,古来のあんま術に導引(呼吸と体操法),柔道活法などを用いた療術師たちが,アメリカのカイロプラクティックchiropractic(脊柱矯正療法)やオステオパシーosteopathy(整骨療法)など近代的手技療法の理論や技法をとり入れて発展させてきたものである。…

※「手技三法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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