《才女気取り》(読み)さいじょきどり

世界大百科事典(旧版)内の《才女気取り》の言及

【モリエール】より

…座長となった彼は58年,一座に〈王弟殿下の劇団〉の名をもらい,ルイ14世の御前公演で演じた《恋する博士》によって面目を施し,パリの劇場に進出を許される。サロンの衒学趣味にかぶれた田舎娘を通じて浅薄な流行を風刺した《才女気取り》(1659)でまず成功,翌年,笑劇《スガナレル》では,いわゆるモリエール的人物の嚆矢(こうし)である滑稽で醜悪,殻に閉じこもって他を顧みぬ主人公を自演する。 傑作《女房学校》(1662)は前年発表の《亭主学校》を発展させ,結婚問題をテーマとした作品。…

※「《才女気取り》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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