《技術者と価格制度》(読み)ぎじゅつしゃとかかくせいど

世界大百科事典(旧版)内の《技術者と価格制度》の言及

【テクノクラシー】より

… テクノクラシーの思想をはじめて体系的なかたちで述べたのは,アメリカの社会学者T.ベブレンである。ベブレンは1921年,《技術者と価格制度》という小冊子を発表し,産業全体の運営権を,利己的な目先の金もうけにしか関心がない実業家の手から,能率的・合理的思考を身につけ,勤勉で,全体の利益を重んずる技術者の手へと,移すべきであると述べた。ベブレンは,社会改革において真に革命的たりうるのは,労働者階級ではなく,技術者であると主張し,〈階級意識〉をもった技術者が団結し,〈技術者ソビエト〉をつくり,権力を奪取すべきであるとした。…

※「《技術者と価格制度》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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