抗体依存性細胞障害作用(読み)こうたいいぞんせいさいぼうしょうがいさよう

世界大百科事典(旧版)内の抗体依存性細胞障害作用の言及

【抗体】より

…その作用のほとんどは抗体部分のFc部分によって現される。そのおもなものは,好中性多核白血球,マクロファージ(大食細胞)などの食細胞への結合による食作用の促進(オプソニン作用),マクロファージの刺激による細胞障害作用の誘発(抗体依存性細胞障害作用,ADCC),肥満細胞や好塩基性白血球の刺激による炎症作用物質の放出,補体系の活性化などである。 抗体が以上のような作用を現すには,抗体がまず抗原と結合することが必要である。…

※「抗体依存性細胞障害作用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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