世界大百科事典(旧版)内の折口学の言及
【折口信夫】より
…歌人,詩人としては釈迢空(しやくちようくう)と名のった。信夫の手がけた領域は多方面にわたって,そのいずれも独創的な内容を持ち,民俗学的国文学,日本芸能史論の創始者であって,成し遂げた業績は後に〈折口学〉と世間から称される学問体系を作っている。
[歌人・詩人として]
少年期から短歌に親しみ,《万葉集》を読破していた信夫は,国学院大学在学中から服部躬治や東京根岸短歌会の歌人を知り,1917年に《アララギ》同人になった。…
※「折口学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」