押小路家(読み)おしこうじけ

世界大百科事典(旧版)内の押小路家の言及

【三条西家】より

…その男公条,孫実枝も父祖の業を伝え,江戸時代には家禄500石を給された。実枝の孫実条の男公種が武者小路家を,孫公音が押小路家を起こした。幕末の季知は尊王攘夷を唱え,文久3年(1863)8月18日の政変に,本宗の三条実美ら6名の公卿とともに長州に下った,いわゆる〈七卿落〉の一人である。…

【中原氏】より

…嫡流も室町時代後期の師富(もろとみ)(1434‐1508)のころから家の名を押小路と称した。局務の押小路家は官務の壬生(みぶ)家とともに地下(じげ)官人の棟梁とされ,儀式公事には外記方官人の催沙汰(もよおしざた)をつかさどった。江戸時代の家禄76石。…

※「押小路家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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