抽象絵画(読み)ちゅうしょうかいが

世界大百科事典(旧版)内の抽象絵画の言及

【抽象芸術】より

… 第2次大戦後の抽象芸術については,抽象表現主義によって一つの頂点をむかえた戦前からの抽象の流れのほかに,新しい系統をみてとることが必要である。もちろん,それは戦前からの抽象と無関係に出現したものではないが,そこにカンディンスキーらに始まる抽象絵画とは異質の新しさがあることも否定できない。言い換えれば,この系統を歴史的にどう位置づけるかが,〈抽象芸術〉という言葉と概念そのものの再検討を迫るのである。…

※「抽象絵画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android