拒差紙(読み)さしがみをこばむ

世界大百科事典(旧版)内の拒差紙の言及

【差紙】より

…これには〈尋之儀有之間,来ル何月何日朝何時,村役人差添,可罷出候,若於不参は可為越度者也〉のような文言がしたためられていた。差紙による召喚に応じないことを〈拒差紙(さしがみをこばむ)〉といい,《公事方御定書》では所払の刑に処せられることになっていた。【笠谷 和比古】。…

※「拒差紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android