拓跋思恭(読み)たくばつしきょう

世界大百科事典(旧版)内の拓跋思恭の言及

【タングート】より

…この称呼は南北朝時代よりみえ,原住地は四川省北西辺から青海省にわたる山地であった。隋・唐初のタングートは中国と吐谷渾(とよくこん)の間にあって活動したが,やがて吐蕃の強圧によりその一部は吐蕃に服属して弭薬Mi‐nyakと称せられ,残部は唐に付して東遷をつづけ,この間に拓跋氏の平夏部とならんで東山部,さらにのちには南山部の出現をみたが,中核である平夏部は勢力を増し,その部長,拓跋思恭は唐に武力援助をして定難軍節度使を授かり(881),夏・銀・綏(すい)・宥(ゆう)・静5州に地盤をきずき,東西交通の要衝をしめた。五代の世に夏州李氏の独立体制は強化され,これを恐れた後唐は李氏を夏州より追放せんとして失敗した。…

※「拓跋思恭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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