世界大百科事典(旧版)内の拡散律速の反応の言及
【反応速度】より
…この値は中和反応速度とよく一致し,中和反応はH3O+とOH-が拡散し遭遇すると直ちに反応し,反応速度は遭遇の速度により決められていることを示している。このような反応を拡散律速の反応という。
[水素とハロゲンの反応]
水素とヨウ素の反応H2+I2⇄2HIは1897年ドイツのボーデンシュタインErnst August Max Bodenstein(1871‐1942)により研究され,283~508℃の範囲で正逆両反応とも二次反応であることが確かめられた。…
※「拡散律速の反応」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」