世界大百科事典(旧版)内の《拾璣算法》の言及
【有馬頼徸】より
…数学を山路主住に習い大成し,多くの著書を残した。しかし,刊行されたのは《拾璣算法(しゆうきさんぽう)》(1769)だけである。この書は当時考えられていた最高の数学が解説されている。…
【和算】より
…彼は数学者を藩士にするという形で何人も援助している。著書も多いが出版したのは《拾璣算法(しゆうきさんぽう)》(1769)だけである。代数式の立て方や図形,級数その他について,当時最高の問題を整理した数学書で,この書は広く歓迎された。…
※「《拾璣算法》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」