世界大百科事典(旧版)内の指骨式の言及
【指】より
…爬虫類には手足がいわゆる〈ひれあし〉に変形したものが数多いが,そのなかで魚類に似た形態に特殊化した中生代の魚竜類は例外で,指数・指骨数ともに著しく増加していた。1本の指にある指骨の数は種類によって多少とも異なるが,その数を第1指から第5指まで順にかぞえて並べたものを〈指骨式〉という。両生類の指骨はふつう2~3個ずつだが,原始爬虫類では2‐3‐4‐5‐3で,この基本数はその後の爬虫類の全体を通じてほとんど変わらない。…
※「指骨式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」