採油効率(読み)さいゆこうりつ

世界大百科事典(旧版)内の採油効率の言及

【採油】より

…しかし狭い意味での採油技術は,生産中の油田における坑井管理や地表施設の運転・保守などの生産操業に関する技術のみを意味する。
[採油効率]
 原油は一般に,油層岩の岩粒の間にできる狭いすきまに蓄積された状態になって存在し,高圧下で水やガスと共存するのが普通である。このようにして存在する原油はとくに好条件に恵まれないかぎり,全埋蔵量の30~40%程度以上を地上に回収することは一般に困難なので,巨費を投じて発見した原油を効率的に回収することは採油技術上の重大な課題となっている。…

※「採油効率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む