世界大百科事典(旧版)内の推移法則の言及
【合同】より
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[合同と同値関係]
整数の合同はnで割った余りが等しいことであり,図形の合同は,位置は違うかもしれないが,図形としては同じと考えられる。したがって,いわゆる同値関係を満たす,(1)a≡a(n)(2)a≡b(n) ならば b≡a(n)(3)a≡b(n),b≡c(n) ならば a≡c(n)(1)F≡F(2)F≡G ならば G≡F(3)F≡G,G≡H ならば F≡H(1)(2)(3)は,それぞれ反射法則,対称法則,推移法則と呼ばれる。【永田 雅宜】。…
※「推移法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」