換米(読み)かんまい

世界大百科事典(旧版)内の換米の言及

【日朝貿易】より

…兼帯の制はこの過程で生まれたもので,ここでもとは一体化されていた外交儀礼と交易業務が分離し,そこからさらに新しい仕法を生むこととなった。その一つが,1651年(慶安4)成立した,換米(かんまい)の制である。これは,封進・公貿易で輸入される公木1100束のうち,300束を1万2000石の米にかえて輸入するもので,兼帯の制施行によってはじめて可能となった方法である。…

※「換米」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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