撮像素子(読み)さつぞうそし

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

撮像素子

デジタルカメラに内蔵された、光を電気信号として蓄える素子CCD素子が多く用いられるが、より安価なCMOS素子が一眼レフカメラでは採用されている。これは、ノイズが乗る、受光、読み出し時にタイムラグが発生するといったCMOS素子のデメリットがほぼ克服され、かつ、将来的にもCMOSがCCDより有利だとされているためだ。半面、小型化には難があり、コンパクトデジタルカメラではいまだにCCDが多く採用されている。また、CCDとCMOSの利点をあわ持つ新しいMOS撮像素子が登場している。撮像素子はかつて、同じ大きさにどの程度の素子を詰め込めるかという、いわゆる解像度の戦いを中心に進化してきたが、近年では、主戦場は表現力に移行している。表現力は、ひとつの素子にどれだけ集光できるかがポイントで、素子のひとつひとつには、微細なマイクロレンズが作りこまれている。レンズ径の大きさが表現力を左右するため、結果的に、撮像素子そのものの大きさが大きければ大きいほど、表現力を高められる。ハイエンド機を除き小型の撮像素子を採用していたデジタル一眼レフカメラだが、いずれは35mmフィルムサイズの撮像素子に統一されるのではないかと予測されている。

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パソコンで困ったときに開く本の解説

撮像素子

光の強さ(明るさ)を電気信号に変換する機能をもった、デジタルカメラやスキャナの「眼」といえる部品です。変換する原理の違いで種類が分かれ、主にCCDとCMOSの2種類が使われています。素子の数を増やすことで解像度が増し、素子ごとにフィルターを使って色を区別します。
⇨CCD、CMOS

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世界大百科事典内の撮像素子の言及

【テレビジョン】より

…こうしたトータルディジタル・メディア社会のイメージについては,後出の【ディジタルメディア化】の項で説明することにする。
【技術史】
 テレビジョン(以下テレビと略記)の歴史は,テレビカメラやテレビカメラの目玉に相当する撮像素子の研究,開発の歴史であったということができる。 撮像,すなわち基本的なテレビ技術にとって,最初の重要な発見は,1817年のセレン元素の発見であり,具体的なテレビの研究はイギリスのスミスW.SmithとメイL.Mayによってセレンの光電現象が73年に発見されたことによって始まった。…

※「撮像素子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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