世界大百科事典(旧版)内の《改心に手遅れなし》の言及
【リード】より
…弁護士としての務めのかたわら,多くの長編小説を発表,一時はC.ディケンズに匹敵するほどの人気を集めた。監獄制度の改革を求めた《改心に手遅れなし》(1856)など,事実を克明に調査・集積し,それを小説に仕立てて社会の矛盾を改める世論を盛り上げようとした。今日でいう〈社会派セミ・ドキュメンタリー作家〉の先駆とでもいうべき存在であった。…
※「《改心に手遅れなし》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」