放射線病(読み)ほうしゃせんびょう

改訂新版 世界大百科事典 「放射線病」の意味・わかりやすい解説

放射線病 (ほうしゃせんびょう)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の放射線病の言及

【放射線障害】より

…放射線被曝によって生体に引き起こされる障害をいう。放射線は,広義には,原子の構成因子である電子,中性子,陽子などの高速の流れである粒子線と,電磁波を総称したもので,電磁波の中には,赤外線,可視光線,紫外線,X線,γ線がある。したがって,放射線障害の中には,可視光線や紫外線による障害,たとえば,日光皮膚炎,皮膚癌,角膜炎,白内障なども,広義の放射線障害としては,取り上げられるべきかも知れない。しかし,一般には,電離作用をもった電離放射線,すなわち,α線,β線,γ線,X線,中性子線,陽子線などによる障害を意味し,可視光線や赤外線など低エネルギーのものによる障害は含めない。…

※「放射線病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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