世界大百科事典(旧版)内の《放蕩者のなりゆき》の言及
【ストラビンスキー】より
…39年にハーバード大学での講義のために渡米し,アメリカに永住する決意を固め,カリフォルニアのハリウッドに居をかまえて,45年にはアメリカの国籍を獲得した。アメリカ時代には,自作の改訂・編曲の仕事に従事しつつ,オペラ《放蕩者のなりゆき》などの作品を作曲した。51年にシェーンベルクが死去すると,シェーンベルクの創案した十二音技法(十二音音楽)に興味をもち,とくにウェーベルンの作品を研究し,精緻をきわめた十二音技法によって《アゴン》や《ムーブメンツ》などのバレエ曲,器楽曲を作曲した。…
※「《放蕩者のなりゆき》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」