政所始(読み)まんどころはじめ

世界大百科事典(旧版)内の政所始の言及

【政所】より

…11世紀には下達文書として〈摂関家政所下文〉の様式も定まるが,これは家産の領域を超えて諸権門の利害調停という国家的機能をも果たした。貴族社会では三位となって資格を得ると政所を置くのが普通となり,婚姻や移徙(わたまし)があると政所始(まんどころはじめ)の儀式を行った。妻は無位でも夫が資格を得ると政所を置いたが,その政所は夫とは別であった。…

※「政所始」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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