世界大百科事典(旧版)内の《政治日誌》の言及
【サミズダート】より
…1956年のスターリン批判,ハンガリー事件のころから活発化し,56‐60年のギンズブルグ編《シンタクシス》,61年のガランスコフ,ブコフスキー編《フェニックス61》などの詩文集が先駆けとなった。64年のフルシチョフ失脚前後からは,地下情報を集成した《政治日誌》,ヤキール編の《時事クロニクル》などが継続的に刊行され,体制批判派の拠点となった。資料が国外に持ち出され,あるいはシニャフスキーの著作のように変名で国外出版される場合もあり,これをタミズダートtamizdat(タムは外地)という。…
※「《政治日誌》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」