政転闘争(読み)せいてんとうそう

世界大百科事典(旧版)内の政転闘争の言及

【政策転換闘争】より

エネルギー革命にともなう石炭産業の合理化計画の進展のなかで,三池争議で労働組合側が敗北を遂げた1960年前後から提起されるようになった合理化に抗するための新しい運動路線。略して政転闘争ともいう。合理化の生み出す結果に対して労働現場で抵抗闘争を組むだけでは限界があるとして,国民共通の課題を掲げて政府・資本の合理化政策そのものの変更を求めようとする運動である。…

※「政転闘争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android