《救済録》(読み)きゅうさいろく

世界大百科事典(旧版)内の《救済録》の言及

【仁風一覧】より

…近世の三大飢饉と言われる天明の飢饉に際しては,官製の施行者名簿は刊行されなかった。しかし,施行者書留《救済録》全5巻が残されており,幕府に刊行の意図がなかったとは言えない。なお注目すべきことは,天明期ごろより瓦版の施行付が民間で発行され,広く巷間に流布したことである。…

※「《救済録》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」