教会婚姻法(読み)きょうかいこんいんほう

世界大百科事典(旧版)内の教会婚姻法の言及

【離婚】より

… 西欧において,カトリック教会の離婚を禁止する婚姻非解消主義が確立したのは,12世紀中葉以後である。10世紀ころから王権が衰微し,教会の勢力が拡大するに伴い,教会婚姻法が形成された。教会婚姻法では,婚姻をもってキリストと教会との結合の表徴,すなわちサクラメント(秘跡)とみなし,婚姻は神によって創造された非解消の結合とされた。…

※「教会婚姻法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」