世界大百科事典(旧版)内の教会簿の言及
【身分登録制度】より
… 身分登録制度によって証明される事項は,氏名,性別,出生の年月日・時分,出生の場所,父母の氏名,婚姻(離婚)の成立の年月日,配偶者の氏名,死亡の年月日・時分,死亡の場所,国籍などである。 ヨーロッパのキリスト教諸国における身分登録は,教会簿(洗礼簿,婚姻簿,埋葬簿)を起源とする。市民革命によって,教会の手にあった身分登録は,世俗(市町村長等の官公吏)の手に移り,現在の制度となった。…
※「教会簿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」