《教育に関する考察》(読み)きょういくにかんするこうさつ

世界大百科事典(旧版)内の《教育に関する考察》の言及

【レクリエーション】より

…彼の《大教授学》は学習と休養(recreationes)との適正な配置をうたい,その後の学校の基本的な枠組みとなった。また,J.ロックは《教育に関する考察》(1693)のなかで,疲れをいやし,喜びやくつろぎを得る方法としてのレクリエーションを積極的に評価している。子どもの遊びに関しては,ルソーが《エミール》のなかで,子どもの内なる自然の尊重を説いて,型にはめる教育を批判し,さらにフレーベルが遊びこそは子どもの精神の最高の状態であるとして幼稚園の創設を提唱した。…

※「《教育に関する考察》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」