敢無なる(読み)あえなくなる

精選版 日本国語大辞典 「敢無なる」の意味・読み・例文・類語

あえなく【敢無】 なる

「死ぬ」を間接的にいう。はかなくなる。
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)一「后をおほひかこへ共、運の極(きはめ)や胸いたに、はっしと当り玉の緒もきれてあへなく成給ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android