散套(読み)さんとう

世界大百科事典(旧版)内の散套の言及

【小令】より

…元代になると詞はすたれて散曲が流行する。当時は一方で雑劇という歌劇が流行していたが,戯曲仕立てでない歌曲が散曲であり,これに套数(とうすう)(散套)と小令の別があった。詞の慢詞に相当するものはなく,短編の独立した小曲を小令と呼び,数曲をセットにした組曲が套数である。…

※「散套」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android