散流(読み)ばらながし

世界大百科事典(旧版)内の散流の言及

【川狩り】より

…このようにしてやっと本流へ運び出された木材は,大雨で水かさの増した直後を見計らい,一気に中流へ押し流した。これをミダレナガシ(乱流),バラナガシ(散流)といったりした。このようにして流された木材を,中流ではアバ(網場)と呼ばれた場所に網を掛け,そこでせき止め集結してはじめていかだに編束するというのがよく見られた川狩りの要領であった。…

※「散流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android