敦賀津(読み)つるがのつ

世界大百科事典(旧版)内の敦賀津の言及

【敦賀[市]】より

…〈敦賀〉の字は731年(天平3)の越前国正税帳に初めて見える。《日本霊異記》には,聖武天皇の世,平城京左京の住人楢磐嶋(ならのいわしま)が大安寺の修多羅分(すたらぶん)の銭30貫を借り,越前〈都魯鹿(つるが)の津〉に持参して交易したことが記され,《延喜式》によると,北陸道諸国から京都へ進納する官物はいずれも敦賀津を経由したことが知られる。この地にはまた松原駅が置かれていた。…

※「敦賀津」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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