数のピラミッド(読み)すうのぴらみっど

世界大百科事典(旧版)内の数のピラミッドの言及

【生物群集】より

… 食物連鎖の関係を一つの突破口として群集の研究を進めようとしたのは,イギリスのC.S.エルトンであった。彼は〈動物を駆り立てている推進力は,正しい種類の食物をしかも十分に見いだすことなのだ〉として,食う食われるの関係にある個体どうしを比較すると,その間の相対的大きさが一定の範囲におさまってしまうこと,食物連鎖の段階が進むにつれて一般に個体数が減少する(数のピラミッド)関係のあることなどを指摘した。そして,ある種個体群が群集の中で何をしているかという,いわば人間の職業にもあたる生態的地位ecological nicheを明らかにし,その地位を占めていた種が他の種に置き変わる過程や,その地位を占める種たちの間の関係の変化を通じて,群集全体の変化の様相を,さらにはそれから群集自身のいわば構造を知る方向を提唱したのである(1927,30,33)。…

※「数のピラミッド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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