数字記譜法(読み)すうじきふほう

世界大百科事典(旧版)内の数字記譜法の言及

【楽譜】より

現代音楽スコア譜表【皆川 達夫】
【東洋】
 東洋の高度な芸術音楽を有する音楽文化圏では,古代から記譜の試みがなされてきたが,表音譜も奏法譜(タブラチュア)も文字に依存するものが圧倒的に多く,西洋の五線記譜法のような考案はほとんど見られなかった。五線譜の利用や,音の高さをアラビア数字で表す中国の数字記譜法は,20世紀になって行われるようになったものである。儀式音楽を除いて,一般に東洋の音楽では即興的な要素が著しいために,正確な記譜が困難であったり,記譜すること自体がそれほど重要ではない場合が多い。…

※「数字記譜法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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