敲土居(読み)たたきどい

世界大百科事典(旧版)内の敲土居の言及

【土居】より

…部分的に石垣を用いる場合もあり,その石垣が上端にあるのを鉢巻土居,下端にあるのを腰巻土居という。土をつき固めただけのものを敲(たたき)土居,さらにその表面に芝を張ったものを芝土居という。土居の勾配は,近世の軍学では,敲土居は高さ3間に敷(基底部)3間,つまり45度の傾斜,芝土居は敷2間,つまり60度の傾斜を定法としたが,山城で地山を削り残した土居の場合は,これより急勾配のものがある。…

※「敲土居」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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