世界大百科事典(旧版)内の整流ダイオードの言及
【整流】より
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[整流素子]
整流作用は水銀蒸気中のアーク,同期接点,多結晶および単結晶の半導体の境界層,あるいは接合において生じ,それぞれ水銀アーク整流器,接触変流器,金属整流器,半導体整流器として用いられてきたが,信頼性,性能,コストの点で現在ではシリコン半導体のp‐n接合を用いたダイオードのみが主に用いられている。
[整流ダイオード]
半導体のp‐n接合は図1に示すような整流特性をもつ。すなわちp層が正の方向(順方向という)に電圧を印加すると電流が流れ,逆向き(逆方向)には流れない。…
※「整流ダイオード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」