整流ダイオード(読み)せいりゅうだいおーど

世界大百科事典(旧版)内の整流ダイオードの言及

【整流】より


[整流素子]
 整流作用は水銀蒸気中のアーク,同期接点,多結晶および単結晶の半導体の境界層,あるいは接合において生じ,それぞれ水銀アーク整流器,接触変流器,金属整流器,半導体整流器として用いられてきたが,信頼性,性能,コストの点で現在ではシリコン半導体のp‐n接合を用いたダイオードのみが主に用いられている。
[整流ダイオード]
 半導体のp‐n接合は図1に示すような整流特性をもつ。すなわちp層が正の方向(順方向という)に電圧を印加すると電流が流れ,逆向き(逆方向)には流れない。…

※「整流ダイオード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む