世界大百科事典(旧版)内の《文を論ず》の言及
【中国文学】より
… 文学のめざましい発展は文学の理論的考察をうながした。文学の評論は曹丕の〈文を論ず〉の一篇に始まり,作家の個性が論じられた。前述の陸機の〈文の賦〉は創作活動についての思索の結果などを韻文でつづったが,劉勰(りゆうきよう)の《文心雕竜(ぶんしんちようりよう)》は50章の大作で,陸機の示唆したところを体系化し,精密に詳しく述べた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」