文化テキスト(読み)ぶんかてきすと

世界大百科事典(旧版)内の文化テキストの言及

【詩学】より

…日常言語も世界のモデルだが,その上に築かれる芸術言語は,より全体的で濃密な世界のモデルをなす第2次モデル形成体系である。この第2次モデル形成体系こそ文化記号論の研究対象たる文化テキストであり,彼は文化テキストとしての芸術テキストの構造の解明とともにさまざまな文化テキストのタイポロジー研究を行い,さらに文化テキストの総体としての文化の惰性化と活性化のメカニズムを明らかにした。 詩学はかつて構造言語学を生み出したが,現在でもそれは文化記号論の核であり,単なる詩,文学テキストの研究を超えて〈文化の詩学〉となっている。…

※「文化テキスト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android