世界大百科事典(旧版)内の文叔宗守の言及
【武者小路千家流】より
…以後,明治に至るまで代々同家の茶道として仕えた。一翁の子で2代を継いだ文叔宗守(ぶんしゆくそうしゆ)(1658‐1708)は,近衛予楽院家熙の〈茶杓(ちやしやく)簞笥〉に極め書を書いたり,鑑定を仰せ付けられるなど,当代一の教養人家熙のもとに出入りしている。3代真伯宗守の代には,家宝として伝来していた楽長次郎作〈木守〉茶碗を松平家に献上している。…
※「文叔宗守」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」