文安の麴騒動(読み)ぶんあんのこうじそうどう

世界大百科事典(旧版)内の文安の麴騒動の言及

【こうじ(麴)】より

…13世紀前期の大和国ですでに清酒やみそ用の優良な黄こうじ菌を選択,繁殖させてその種子(分生子)を販売する種こうじ業が成立した。京都の北野天満宮は京都内外でのこうじ製造販売の特権を独占し,その特権をめぐる〈文安の麴騒動〉(1444)で社殿の大半が兵火で焼失した(麴座)。現在でも種こうじは専門の業者によってつくられ,清酒,本格焼酎,みそ,しょうゆ業者に供給されている。…

※「文安の麴騒動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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