世界大百科事典(旧版)内の文房家具の言及
【李朝美術】より
…また,李朝では木工品に独自の造形が見られる。柿,槐(えんじゆ),桐などの木理(もくり)の美を生かした文房家具がそれである。指物(さしもの),挽物(ひきもの),彫物などさまざまな手法を駆使し,簞笥,櫃(ひつ),膳,食器などの家具・調度品,さらに文匣(ぶんこう)(本箱),書案(文机),硯床(けんしよう)(硯箱),文箱,状差し,筆筒などの優れた文房家具をつくり上げた。…
※「文房家具」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」