文政茶一件(読み)ぶんせいちゃいっけん

世界大百科事典(旧版)内の文政茶一件の言及

【遠江国】より

…しかし早くも1786年(天明6)には二俣で打毀が起こり,穀類や品物の買占め・売惜しみで物価高騰を招いたとされた商人たちが襲撃された。1823年(文政6)にはいわゆる文政茶一件が起こった。川根地方では早くから茶の栽培が行われていたが,1813年(文化10)に江戸で茶問屋の株仲間ができ,その下に川根組14名,駿府組29名の茶仲間が結成された。…

※「文政茶一件」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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