世界大百科事典(旧版)内の《文殊師利菩薩根本儀軌》の言及
【シルパシャーストラ】より
…《ビシュヌダルモータラ・プラーナ》などのようにプラーナ,タントラ,アーガマ(阿含)などの諸文献にも芸術論を扱う個所がある。仏教のものでは造像規定を扱う《サーダナマーラー》(一部が独立経典として漢訳されている)や,漢訳《造像量度経》,文殊菩薩の掛幅画に関する《マンジュシュリームーラカルパ》(漢訳《文殊師利菩薩根本儀軌》)などがよく知られている。【肥塚 隆】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」