文紳(読み)ぶんしん

世界大百科事典(旧版)内の文紳の言及

【バンタン】より

…前近代ベトナムの村落内知識人層をいう。19世紀グエン(阮)朝治下のベトナム村落の実権は,フランス人がマンダラン・ノタブルmandarin notableと呼んだ階層に支配されていた。マンダラン・ノタブルは経済的には中流の自作農層からなり,朝鮮の両班(ヤンバン)のような大地主層には成長していない。この層はバンタンとフオンチュック(郷職)からなっていた。バンタンは官吏や元官吏,挙人や秀才など下位の科挙試験合格者からなり,村内にトゥバン(斯文)会という組織をもっていた。…

※「文紳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む