斗分(読み)とぶん

世界大百科事典(旧版)内の斗分の言及

【二十八宿】より

…各宿の西端にある明るい目印の星を標準星(距星という)としたが,この標準星から東隣の宿の標準星までがその宿の赤道広度(赤道宿度)である。中国では周天度を360゜ではなくて,1回帰年の長さにあたる値,たとえば四分暦の場合は3651/4度などとしたため,端数の部分が生じるが,その端数は斗宿に集め,それを斗分とよんだ。他の二十七宿については各宿の広がりは整数値で表された。…

※「斗分」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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