世界大百科事典(旧版)内の新しい経済史の言及
【数量経済史】より
…経済史は昔から統計を利用してきたが,1960年前後から起こった〈数量経済史〉は,主として統計数量に依拠し,経済理論や社会会計の枠組みを用いながら経済史を再構成するという点で従来の経済史とは異なる。このような経済史はアメリカでは〈新しい経済史new economic history〉と呼ばれ,クリオメトリックスcliometricsと称されることもある。このうち計量経済学的方法を用いるものは,とくに計量経済史econometric historyと呼ばれる。…
※「新しい経済史」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」