世界大百科事典(旧版)内の新中央集権の言及
【中央集権】より
…法制度上,統治構造は天皇主権の国家統治から国民主権の分権型統治に転回した。だが,〈知識の集権,実施の分権〉が〈新中央集権〉として語られたごとく,中央政府は政策決定権限を細部にわたって留保し,金融財政をもって経済を支配するとともに,機関委任事務等の諸手段をもって地方自治体行政を統制してきた。日本国憲法下における強度に進行した集権状況は,〈戦後中央集権〉ともいわれる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」