新佐賀段階(読み)しんさがだんかい

世界大百科事典(旧版)内の新佐賀段階の言及

【佐賀[県]】より

…これは昭和初期以来,県がいかにして高い収穫量を上げるかに取り組んできた成果で,1935年前後に電気灌漑などがとり入れられて水稲の生産性が大幅に上がった事象は一般に〈佐賀段階〉と呼ばれて注目された。第2次大戦後は一時停滞したが,北山(ほくざん)ダムの完成(1957)によって佐賀平野の水害と干害が緩和され,60年代には集団栽培が効果を上げて,65年,66年と連続して10a当り米収量日本一を実現し,〈新佐賀段階〉として脚光を浴びた。また1960年ごろから畜産や園芸との複合経営も進み,水田の一部を利用した水田酪農などのほか,佐賀平野北側の脊振(せふり)山地や県南部の多良(たら)岳などの山麓一帯ではミカン栽培が急速に進んだ。…

※「新佐賀段階」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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