新宿三井ビル(読み)しんじゅくみついびる

世界大百科事典(旧版)内の新宿三井ビルの言及

【事務所建築】より

…しかし,大都市の無秩序な発展による都市環境の混乱と悪化は,建物の高層化の気運をもたらして,1961‐63年にかけて絶対高さの撤廃,特定街区制度の新設などの法的整備が行われた後,日本最初の超高層事務所建築である霞が関ビル(1968,147m)が誕生した。合理的な事務室空間をもつ,構造的にも防災計画上も安全性の高い霞が関ビルは,その後新宿副都心に建設された新宿三井ビル(1974,210m)をはじめとする一連の超高層建築群の出発点となった。超高層建築【村尾 成文】。…

【超高層建築】より

…このような背景のもと,68年,日本最初の超高層建築である霞が関ビル(36階,147m)が完成,これ以降,京王プラザホテル(1971。47階)をはじめ,74年までに新宿住友ビル(53階),新宿三井ビル(55階)が新宿副都心に建設された。また過密化しつつある都市の再構成の手段として,東京の池袋にはサンシャイン60(1978。…

※「新宿三井ビル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」